GXtest Executor ユーザーズマニュアル

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GXtest Executor の設定

Executor は基本的に、インストール先のマシンで「リッスン」し、テストを実行するコンポーネントです。特定のテストを実行する時間であることが Manager から通知されると、ブラウザーを開き、該当するテストケースの実行を開始します。

Executor に接続して開始を指示するアプリケーションは、GXtest Manager と GXtest Daemon コンポーネント (GXtest Daemon.exe) です。

Executor は、GXtest Manager から開始を指示されたときに受け取った接続データを使用してデータベースに接続し、実行するテストの詳細情報を確認します。

したがって、GXtest Executor で主に考慮する必要があるのは、リッスンするポートです。設定を行うには、システムトレイのアイコンをダブルクリックし、ポート番号を入力します。既定の設定は 6681 です。 このアイコンからログファイルにアクセスすることもできます。

コマンドラインからの実行

GXtest Manager でテストの実行に使用されるコンポーネント (GXtest Daemon) は、任意の外部アプリケーションから実行できます。このコンポーネントを使用して、使用可能な任意の Executor でテストスイートの実行を開始できます。コンポーネントはコマンドラインから起動できます。起動すると、テストケースまたはタスクが実行され、テスト結果を含むファイルが保存されます。

GXtestDaemon.exe {TaskId TaskInstance Path {-v VAR_1 VALUE_1 VAR_2 VALUE_2 ... }} | {ProjectName TestCaseName OutputPath ExecutorIP ExecutorPort}


たとえば、次のように実行します:


ここで、taskId = 1、TaskInstance = 1 です (TaskInstance の番号は、各タスクの実行ごとに異なる必要があります)。

Executor によってテストケースが実行され、結果が記録された、少なくとも次の 2 つのファイルが、指定したパスに保存されます:

  1. tc1.xml
  2. tc1_detailed.xml

1 つ目のファイルは、単に各手順の失敗または成功を示します。エラーが発生した場合は、コマンドごとに「エラーの詳細」が表示されます。エラーの場合、アプリケーションの応答 html とブラウザーのスクリーンショットも含まれます。これらすべての詳細情報 (パラメーター、入力データ、実行時間など) は、詳細のファイル (tc1_detailed.xml) で確認できます。

GXtest Manager で実行結果を検索することもできます。

タスクを実行するかテストケースを実行するかを判断するための重要な違いは、テストケースを実行すると結果は前述のように XML ファイルに保存され、タスクを実行すると結果は GXtest Manager のデータベースにも保存されるという点です。また、指定したタスクが実行可能である (たとえば、タスクの指定インスタンスが実行済みではない) 必要があります。