GeneXus のプロシージャーを使用するコマンドの作成

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GXtest のテストケース内で GeneXus のプロシージャーを使用すると、データレベルで検証を実施 (GeneXus ロジックを実装して、想定されるデータベースの状態を確認) したり、GeneXus プログラムを使用した任意のアクションや計算を実行したりできます。このとき、任意の数の入出力パラメーターを使用できます。

Contents

GX プロシージャーの作成

最初に Web サービスとして公開する GX プロシージャーを GeneXus で作成する方法を、次にそのプロシージャーを GXtest にロードする方法を説明します。

GeneXus Web サービスとしてのプロシージャーの定義

ここでは、加算プロシージャーを作成する例を示します。このプロシージャーは、GXtest のテストケースで 2 つの数値を加算するために使用できます。

プロシージャーの定義:

ルール

Parm(in:&NumA, in:&NumB,
     out:&ResultSum,out:&OtherVariable);

この例では、加算結果ともう 1 つの値の 2 つの出力があります。2 つ目の出力は、複数の出力パラメーターを GXtest レベルで管理できることを示すためだけに使用しています。

ソース

&ResultSum = &NumA+&NumB
&OtherVariable = 4


プロパティ

  • Call Protocol: SOAP
  • Main Program: True

GXtest へのプロシージャーのロード

GX プロシージャーを作成するメニューを開きます。

AccesoProcGX.jpg

[GX プロシージャーを追加] をクリックすると、GeneXus のプロシージャーをロードできるウィンドウが開きます:

DefinirProcGX.jpg

ここでは、GeneXus プロシージャーの WSDL の URL を入力し、次のボタンをクリックします:BotonRefresh.jpg

終了したら、プロシージャーの定義がロードされ、プロシージャーの名前と入出力パラメーターが表示されます。この加算の例では、パラメーターが次の図のように表示されます。

ProcSuma.jpg


ここでは、コマンドを参照する名前、説明、およびアクションと検証のどちらを使用するかを編集できます。

GX プロシージャーの使用

GX プロシージャーを作成したら、ほかのネイティブコマンドと同様に GXtest で使用できるようになります。また、手動による追加と編集が可能です。

UsarProgGX.jpg

出力パラメーターは変数にロードできます。また、入力パラメーターは、変数、固定値、およびデータプールから取得できます。

検証に使用するプロシージャーの追加

GX プロシージャーを使用して、データベースの状態を評価する必要がある場合があります。 このような場合、プロシージャーに指定できる出力値は 1 つだけです:True/False の応答。


この出力では、「T」は True の状態、その他の文字列は False を示します。

例を示します:

ExistClient(idClient) というプロシージャーを作成した場合: 戻り値が「T」の場合、入力パラメーターで指定した値とクライアントの ID が一致するものが存在することを示します。一致するクライアントが存在しない場合は「The client doesn't exist」のようなテキストを返すことができます。このようなテキストが返されると、GXtest は False の応答とみなします。