ClickBy コマンド
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ClickBy コマンド
ClickBy コマンドは、ページ内のエレメントまたはコントロールのクリックイベントをシミュレートするために使用します。Click コマンドと同様の動作をしますが、クリックされるコントロールがカスタムまたは非ネイティブの GeneXus エレメントである可能性がある点が異なります。そのため、GeneXus で生成されていない可能性のあるエレメントや、高度にカスタマイズされたアプリケーションを使って生成されたエレメント (JavaScript を使って WebPanel イベントから動的にボタンが生成される場合など) でも GXtest の自動化が可能です。
コマンドパラメーター
- ターゲットコントロール:ページ内でコントロールを見つけるための検索基準 ("id=button1" など)。
検索基準
ページ内でコントロールを見つけるための識別基準は次のとおりです。
- id:コントロールの一意の識別子。HTML エレメントの id 項目属性と一致します。例:id=button1
- name:コントロールの名前。HTML エレメントの name 項目属性と一致します。例:name=Confirm
- class:コントロールクラス。HTML エレメントの class 項目属性と一致します。例:class=BigButtons
- xpath:HTML DOM 構造内でコントロールを識別する xpath。
注意
- name および class は、HTML においてエレメントを一意に識別するものではないため、これらの検索では複数の一致が見つかる場合があります。複数の一致が見つかった場合、最初に一致したものが使用されます。
- xpath は堅牢性が最も低いため、使用はお勧めしません。HTML DOM におけるわずかな変更によってコントロールの xpath が変わり、それにより GXtest がコントロールを見つけられず、テストケースが壊れてしまう可能性があるためです (GeneXus Generator の新しいバージョンを使用する場合など)。
- 上記の理由に基づき、次の優先順位で使用することをお勧めします:id、name、class、これら 3 つが有効でない場合に xpath。
例
ClickBy("name=BtnConfirm")