Difference between revisions of "データプールの使用"

From GXtest Wiki
Jump to: navigation, search
 
(2 intermediate revisions by 2 users not shown)
Line 6: Line 6:
 
[[category:GXtest Guides]]
 
[[category:GXtest Guides]]
  
−
[[GXtest コマンド|<- Previous]]  |  [[GXtest Designer ユーザーズマニュアル|Index]]  |  [[共有ワークスペース|Next -> ]]
+
[[GXtest コマンド|<- 前へ]]  |  [[GXtest Designer ユーザーズマニュアル|インデックス]]  |  [[共有ワークスペース|次へ -> ]]
  
−
== 7. Data Pools ==
+
== 7.データプールの使用 ==
  
−
A Data Pool is a set of data that can be used in a Test Case. For example if we want to make a Test Case that enters into the system 100 new clients we can create a Data Pool called Clients that contains their name, ID number and telephone number. If you create a Test Case that uses the Data Pool to insert values into an application, every time that it is run the Test Case will use a different piece of data from the Data Pool. To see how to create a Data Pool and a Test Case that uses it see the page [[Crear un Caso de Prueba con DataPools| Creating a Test Case with Data Pools]].
+
データプールはテストケースで使用されるデータのセットです。たとえば、システムに 100 名の新規顧客を登録したい場合、顧客名、ID 番号、および電話番号を含む「Client」という名前のデータプールを作成することができます。アプリケーションに値を追加するためにデータプールを使用するテストケースを作成する場合、テストケースは実行されるたびに、データプールからデータの異なる部分を使用します。データプールとテストケースの作成および使用方法については、 [[Crear un Caso de Prueba con DataPools| 「データプールを使用するテストケースの作成」]] を参照してください。
  
−
Data Pools are used in GXtest testing when working with data. They can be used not only to enter data into an application but also to validate the expected results of an application in order to choose which action to be performed.
+
データプールは GXtest のテストでデータを処理する際に使用されます。アプリケーションにデータを登録するだけでなく、実行されるアクションを選択するためにアプリケーションの予想される結果の検証も行います。
  
−
=== Commands associated with Data Pools ===
+
=== データプールに関連付けられているコマンド ===
−
The majority of the commands can have parameters from Data Pools but there are also certain commands specific for Data Pools which are the following:
+
コマンドの大半は、データプールからパラメーターを取得しますが、次のデータプール用の特定のコマンドがあります：
−
* DPNext Move to the next row of a Data Pool. You should always use DPNext before you begin to use a Data Pool, indicating the name of Data Pool
+
* DPNext：データプールの次の行に移動するために使用します。データプールの使用を開始する前に、必ずデータプール名を指定して DPNext を使用する必要があります。
−
* DPReset Returns to the beginning of a Data Pool.
+
* DPReset：データプールの先頭に戻るために使用します。
−
* DPCompare: it is a validation type command that is used to compare a value from a Data Pool con another value
+
* DPCompare：別の値でデータプールから値を比較するために使用される検証タイプのコマンドです。
  
−
=== Scope of the data ===
+
=== データの範囲 ===
−
An important concept within a Data Pool is the scope or the hierarchy of the data stored in a Data Pool. The scope can be of two types Global or by Test Case.  For example you could have the following Data Pool:
+
データプールの重要な概念は、データプールに格納されているデータの範囲 (Scope) または階層構造です。データの範囲には「グローバル」と「テストケース」の 2 種類があります。たとえば次のようなデータプールを持つことができます：
  
 
{| class="wikitable" border="0"
 
{| class="wikitable" border="0"
Line 38: Line 38:
 
|}
 
|}
  
−
If you use a Data Pool in a Test Case that doesn’t have specific data assigned to it, you will use the global data (pepe in the example). Nevertheless if you assign specifc data to a Test Case then it will use that data.
+
データプールに特定のデータが割り当てられていないテストケース内のデータプールを使用する場合、グローバルデータ（例では pepe）を使用することができます。それでもなお、特定のデータをテストケースに割り当てる場合は、そのデータを使用します。
−
 
+
前述のデータプールで示すとおり、テストケース内でシステムにアクセスするための異なる名前とパスワードを使用する必要があることを覚えておいてください。また、この例のようにユーザー登録用のデータプールを作成することができます。テストケースの大半はユーザー名 pepe とパスワード pepe を使用し、1つのテストケース (Case A) のみユーザー名 juan と パスワード juan を使用しているとします。この問題を解決するには、グローバルデータとしてユーザー名 pepe とパスワード pepe を登録し、Case A 固有のデータとして、ユーザ名 juan とパスワード juan を登録する必要があります。
−
Keeping in mind the previous Data Pool, imagine that in our Test Case we want to use different names and passwords to access a system. You can create a Data Pool called Users similar to the previous example. Assume now that the majority of the Test Cases use the username pepe and the password pepe and there is only one Test Case (Case A) that uses the username juan and the password juan. In order to resolve this issue you must enter the username pepe and the password pepe as global data and the username juan is entered as specifc to Case A.
+
テストケース Case B でこのデータプールを使用する場合、グローバルの値である pepe、pepe が返されますが、Case A でこのデータプールを使用する場合、値 juan、juan が返されます。  
−
 
+
−
If you use this Data Pool in Test Case Case B, it will return the value (pepe,pepe) which are the global values, but if you use it in Case A, it will return the value (juan,juan).  
+
  
 
{| border="1" cellpadding="5" cellspacing="0" align="center"
 
{| border="1" cellpadding="5" cellspacing="0" align="center"
 
|-
 
|-
−
! style="background:#efefef;" | Important: if a Data Pool has N data for a Test Case and you perform N+1 iterations, then the Data Pool will begin again with the first piece of data.
+
! style="background:#efefef;" | 重要：テストケース用にデータプールに N データがある場合、N+1 のイテレーション (反復) を実行し、データプールはデータの最初の部分から再開されます。
 
|}
 
|}
  
−
=== Using related data (SETID) ===
+
=== 関連データ (SETID) の使用 ===
−
Typically when you think of or design a Test Case, you do it conceptually and you do it in order to use data in the Test Case. Many times the different data sets are related, for example for a given country you want to enter it’s corresponding cities.
+
通常、テストケースの設計を考える場合、概念的にとらえ、テストケースで使用するデータについて考えるはずです。多くの場合、異なるデータセットは関連があります。たとえば、「国」とそれに対応する「都市」などです。
−
 
+
たとえば、「国」をテストするとしましょう。概念的に定義されたテストケースがある場合、次のデータセットでアプリケーションを実行することができます：
−
For example if you want to test the country, once you have the test case defined conceptually, you can decide to run the application with the following datasets: 
+
* Set 1：Country：Uruguay、Citｙ：Salto、Paisandu、Montevideo、および Atlantida  
−
* Set 1: Country: Uruguay, Cities: Salto, Paisandú, Montevideo and Atlantida  
+
* Set 2：Country：Argentina、City：Rosario、Bariloche、 Buenos Aires および Victoria  
−
* Set 2: Country: Argentina, Cities: Rosario, Bariloche, Buenos Aires and Victoria  
+
 
In this case it you need to tell GXtest that you are using a dataset in different yet related datapools and not using only one datapool.  
 
In this case it you need to tell GXtest that you are using a dataset in different yet related datapools and not using only one datapool.  
  
−
This can be done using what is called SETID, set identifier. In [http://blog.abstracta.com.uy/2009/07/datapools.html this post] there is an example of how to use this kind of datapool.  
+
このような場合、1 つのデータプールを使用するのではなく、関連する異なるデータセットを使用することを GXtest に通知する必要があります。
 +
これは SETID と呼ばれるセット識別子を使用することで実行することができます。 [http://blog.abstracta.com.uy/2009/07/datapools.html この投稿] では、この種のデータプールの使用方法の例を示しています (スペイン語での提供となります)。  
  
−
To perform this simply create two datapools, one named Countries and another named Cities, with the previous data and add to them a column called SETID. Now when you add a related dataset you just add an identifier for the related dataset in each row of data in the Countries and Cities datapools in the SETID column. It should be according the following format:
+
これは単に 2 つのデータプールを作成することで実行できます。1 つは「Country」もう 1 つは「City」という名前のデータプールで、これらのオリジナルのデータに「SETID」と呼ばれる列が追加されています。関連するデータセットを追加する際、「Country」および「City」のデータプールのそれぞれの行に関連するデータセットの識別子を「SETID」列に追加するだけです。次の形式に従う必要があります：
  
−
Master Datapool: Country - SETIDs are identifiers. i.e.: 1, 2, 3. <br>
+
マスターデータプール：Country - SETID の識別子は次のように指定します：1、2、3... <br>
−
Related Datapool: Cities - SETIDs must be a master indentifier, followed by "." (a dot) followed by another identifier. i.e.: 1.1, 1.2, 1.3, 1.4, 2.1, 2.2, 2.3, 3.1 <br>
+
関連データプール：City - SETID はマスター識別子に "."（ピリオド) を付けた別の識別子として次のように指定します：1.1、1.2、1.3、1.4、2.1、2.2、2.3、3.1...  <br>
  
  
−
Doing so you will get the following datapools with the following data:
+
これを実行することで、次のようなデータのデータプールを取得することができるようになります：
  
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; " border="1"
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; " border="1"
Line 99: Line 97:
 
|}
 
|}
  
−
Then if you use the DPNext command on the Paises datapool, it will filter the datapools by the set identifier (SETID) .
+
次に、「Country」データプールで DPNext コマンドを使用する場合、セット識別子 (SETID) によってデータプールは識別されます。
  
  
  
 
----
 
----
−
[[GXtest コマンド|<- Previous]]  |  [[共有ワークスペース|Next -> ]]
+
[[GXtest コマンド|<- 前へ]]  |  [[共有ワークスペース|次へ -> ]]
  
−
Back to [[GXtest Designer ユーザーズマニュアル]]
+
[[GXtest Designer ユーザーズマニュアル|インデックス]]

Latest revision as of 17:42, 28 March 2014

Spanish.gif
English.gif
Japan.gif
<- 前へ | インデックス | 次へ ->

Contents

7.データプールの使用

データプールはテストケースで使用されるデータのセットです。たとえば、システムに 100 名の新規顧客を登録したい場合、顧客名、ID 番号、および電話番号を含む「Client」という名前のデータプールを作成することができます。アプリケーションに値を追加するためにデータプールを使用するテストケースを作成する場合、テストケースは実行されるたびに、データプールからデータの異なる部分を使用します。データプールとテストケースの作成および使用方法については、 「データプールを使用するテストケースの作成」 を参照してください。

データプールは GXtest のテストでデータを処理する際に使用されます。アプリケーションにデータを登録するだけでなく、実行されるアクションを選択するためにアプリケーションの予想される結果の検証も行います。

データプールに関連付けられているコマンド

コマンドの大半は、データプールからパラメーターを取得しますが、次のデータプール用の特定のコマンドがあります：

  • DPNext：データプールの次の行に移動するために使用します。データプールの使用を開始する前に、必ずデータプール名を指定して DPNext を使用する必要があります。
  • DPReset：データプールの先頭に戻るために使用します。
  • DPCompare：別の値でデータプールから値を比較するために使用される検証タイプのコマンドです。

データの範囲

データプールの重要な概念は、データプールに格納されているデータの範囲 (Scope) または階層構造です。データの範囲には「グローバル」と「テストケース」の 2 種類があります。たとえば次のようなデータプールを持つことができます：

Scope Name Password
Global pepe pepe
Case A juan juan

データプールに特定のデータが割り当てられていないテストケース内のデータプールを使用する場合、グローバルデータ（例では pepe）を使用することができます。それでもなお、特定のデータをテストケースに割り当てる場合は、そのデータを使用します。 前述のデータプールで示すとおり、テストケース内でシステムにアクセスするための異なる名前とパスワードを使用する必要があることを覚えておいてください。また、この例のようにユーザー登録用のデータプールを作成することができます。テストケースの大半はユーザー名 pepe とパスワード pepe を使用し、1つのテストケース (Case A) のみユーザー名 juan と パスワード juan を使用しているとします。この問題を解決するには、グローバルデータとしてユーザー名 pepe とパスワード pepe を登録し、Case A 固有のデータとして、ユーザ名 juan とパスワード juan を登録する必要があります。 テストケース Case B でこのデータプールを使用する場合、グローバルの値である pepe、pepe が返されますが、Case A でこのデータプールを使用する場合、値 juan、juan が返されます。

重要：テストケース用にデータプールに N データがある場合、N+1 のイテレーション (反復) を実行し、データプールはデータの最初の部分から再開されます。

関連データ (SETID) の使用

通常、テストケースの設計を考える場合、概念的にとらえ、テストケースで使用するデータについて考えるはずです。多くの場合、異なるデータセットは関連があります。たとえば、「国」とそれに対応する「都市」などです。 たとえば、「国」をテストするとしましょう。概念的に定義されたテストケースがある場合、次のデータセットでアプリケーションを実行することができます：

  • Set 1：Country：Uruguay、Citｙ：Salto、Paisandu、Montevideo、および Atlantida
  • Set 2：Country：Argentina、City：Rosario、Bariloche、 Buenos Aires および Victoria

In this case it you need to tell GXtest that you are using a dataset in different yet related datapools and not using only one datapool.

このような場合、1 つのデータプールを使用するのではなく、関連する異なるデータセットを使用することを GXtest に通知する必要があります。 これは SETID と呼ばれるセット識別子を使用することで実行することができます。 この投稿 では、この種のデータプールの使用方法の例を示しています (スペイン語での提供となります)。

これは単に 2 つのデータプールを作成することで実行できます。1 つは「Country」もう 1 つは「City」という名前のデータプールで、これらのオリジナルのデータに「SETID」と呼ばれる列が追加されています。関連するデータセットを追加する際、「Country」および「City」のデータプールのそれぞれの行に関連するデータセットの識別子を「SETID」列に追加するだけです。次の形式に従う必要があります：

マスターデータプール：Country - SETID の識別子は次のように指定します：1、2、3...
関連データプール：City - SETID はマスター識別子に "."（ピリオド) を付けた別の識別子として次のように指定します：1.1、1.2、1.3、1.4、2.1、2.2、2.3、3.1...


これを実行することで、次のようなデータのデータプールを取得することができるようになります：

Country Cities
SETID Country Name SETID City Name
1 Uruguay 1.1 Montevideo
2 Argentina 1.2 Salto
3 Brasil 1.3 Paysandú
1.4 Canelones
2.1 Buenos Aires
2.2 Rosario
2.3 Bariloche
3.1 Sao Paulo

次に、「Country」データプールで DPNext コマンドを使用する場合、セット識別子 (SETID) によってデータプールは識別されます。


<- 前へ | 次へ ->

インデックス

Retrieved from "http://gxtest.abstracta.com.uy/wiki/index.php?title=データプールの使用&oldid=3792"